4-2.文字列の前後の空白を除去する
VBAにはスペースを削除するための関数が、3つあります。Trim関数は文字列の前後から、LTrim関数は文字列の先頭から、RTrim関数は文字列の末尾からスペースを削除します。半角・全角のスペースも削除します。
○セルB1に前後と姓名の間に全角のスペースが入っています。Trim関数・LTrim関数・RTrim関数を使ったマクロでスペースを削除するマクロを実行すると
実行結果(スペースが削除される)
○プログラム
Range("B3") = Trim(Range("B1")) セルB1のデータの前後のスペースを削除してセルB3に表示させる。 Range("B4") = LTrim(Range("B1")) セルB1のデータの前のスペースを削除してセルB4に表示させる。 Range("B5") = RTrim(Range("B1")) セルB1のデータの後のスペースを削除してセルB5に表示させる。 文字列の間にあるスペースの削除については、Trip関数ではできません。その場合は、Replace関数で行います。 Replace(replace(myStr," "," ")," ","") Trim関数と同じように、半角、全角のスペースを削除されるようにするためにはReplace関数を入れ子にして、半角スペースをすべて全角スペースにしてから、全角スペースを「""」で置き換えます。 |